宗 務 所 便 り 2002年11月1日発信 aD122 愛知西教区宗務所長 一色宏襄 九拝 謹啓上 日頃のご法愛深く感謝いたします。 急に寒くなってまいりましたが皆々様いかがお過ごしでしょうか。 寺院セミナ−もはや、今月で3回目の開催となります。いろいろとご意見をお聞かせ 下さい。又、定期親化授戒会もいよいよ今月に迫りました、新たな試みとしてブロック 毎に開催をいたします。 各ブロックの役位の方は、責任を持って運営していただきますようお願い申し上げます。 頓 首 10月の報告 1日 第2回教区寺院セミナ− 於、セレモニーホール貴賓館 2日〜 3日 人権擁護推進委員 現地学習会 於、岡山 愛生園 8日〜11日 ご詠歌全国奉詠大会 於、松山 9日 詩偈講習会 於、徳源寺 15日〜16日 全国宗務所長会 於、本所 16日 研修会 禅文化研究会主催 於、ナデイアパ−ク 23日 詩偈講習会 於、徳源寺 29日 支所長・推進委員会 於、名古屋市民会館 11月の予定 6日 宗務本所を考える会 於、本所 8日 精進料理を学ぶ会 於、蟹江中央公民館分館 10日〜12日 花園会本部研修会 於、本部 11日 妙心寺開基 花園法皇忌 於、本山 12日 教区寺院セミナ−運営委員会 於、白林寺 12日 花園大学開学130周年記念式典 於、京都 20日 第3回教区寺院セミナ− 於、名古屋市民会館 20日 親化授戒会 安単振舞 於、大森 21日 愛知同宗連 現地学習会 於、三重 26日〜28日 定期親化授戒会 於、三僧堂 29日 微笑会東京大会視察 於、東京
◎ 平成14年度本山住職研修会実施のご案内 各支所長さんの所には、上記のご案内が届いていると存じますが、よろしくご勧奨賜り ます様お願い申し上げます。 日 時 : 平成15年2月24日〜26日 於、本山
◎ 微笑会愛知西教区大会 過日(10月29日)ご説明申し上げました、上記大会の開催方法を考えておいて下さい。 ・ 入会金1万円が、大会参加費となるこの大会の勧募方法 ? ・ 花園地方大会を併修するかどうか? ・ 併修した時の開催方法? 等々 <報 告> ◎第2回教区寺院セミナー 去る10月1日、セレモニーホール『貴賓館』にて第2回教区寺院セミナーが前回を上回る 80人余の参加を頂き開催されました。 1講座目では本山より、宗務総長の細川景一師、また教学部長の宮田正勝師をお招きし『み んなで築こうわが宗門』というサブタイトルが示すように、本派の現状説明や各部・各会か ら寄せられた本山への質疑応答が活発に議論されました。 引き続き行われた2講座目ではうって変わって落語家、橘家半蔵師による『芸道と落語』に ついて生い立ちから今に至るまでの『生き方』について面白おかしく、お話頂き、後半では 実際に古典落語を披露して頂きました。 今後も、様々な方面から講師の方をお招きし、皆さんの研鑽の一助となりますよう努めて参 りますので今後のセミナーにもふるってご参加下さいますようお願い申し上げます。 ◎人権擁護推進委員現地研修報告 去る 10月2・3日に本派・教区人権擁護推進委員 秋期合同研修会現地研修が行われた。 本派人権擁護推進本部長をはじめ 39名の委員が参加。本年のテーマ・ハンセン病(癩病) を取り上げており「国立療養所 長島愛生園」と岡山市内にある幕末に、人間としての誇りは 命を懸けても守り抜く。それを踏みにじる「差別」には、相手が誰であろうと立ち向かう。 そのような被差別部落の起こした「渋染一揆資料館」を訪れた。 初日 岡山駅に集合 バスにて長島愛生園に向かった。 愛生園では中井栄一園長(医師)の ハンセン病と愛生園についての講演を聞いた。 ハンセン病の社会的な偏見と病気の説明。大乗仏教の業論による社会の偏見があったとも言わ れた。 また「親から子に遺伝する病気」「治らない病気」と考えられていた。 医学の進歩 生活の改善 栄養状態が良くなりハンセン病は決して不治の病でも治りにくい 病でもない。細菌による感染病でありうつり難く たとえ菌が入っても症状が出ることはほ とんどない。 日本人で50歳未満の人は発症することはない。 隔離政策によりハンセン菌は療養所内にし かありえない。高齢な人には 発症する可能性があり とくに 諸病の治療にステロイドを多 用したりすると発症する可能性がる。 引き続き 納骨堂にて追弔法要を行った。移動の途中 職員の方より施設の説明を聞いた。 園内 達磨堂(禅宗系のお堂)にて追弔法要を行った。引き続き 堂内にて入所者の禅宗系信 者の方、自治会の方との懇談会が行われ お話を聞き質疑があった。 感慨深い時間を過ごし愛生園を後にし宿に入った。 翌日 宿を出てバス内にて「渋染一揆」のビデオ研修を行い、岡山市神下にある「神下教養館」 にて 内海勉氏より「渋染一揆」の起こった時代背景・一揆の流れ・一揆を貫徹させた事とそ の意義について説明を受けた。 引き続き 「渋染一揆資料館」にて当時の資料を見学、一揆の指導者の一人神下豊五郎宅を外 から見学した。バスにて 岡山駅に移動し研修会は終了・解散となった。 ◎檀家さんに話せる妙心寺 去る16日、竹貫 元勝師(花園大学教授)を招きナデイアパ−クに於て研修会が行われた。 禅文化研究会の主催で有志30余名の参加(うち寺庭婦人7名)があり盛況であった。13頁に も及ぶレジメを簡潔に妙心寺の歴史を語っていただきました。無相大師遺戒の内容を再認識、 開山様と花園法皇様の微妙な関係あたりは新しい発見であった。いつでも来ますよと快い返事 を頂き、次回を楽しみにしたい。 <お願い> ◎ 第3回教区寺院セミナ−について
11月20日名古屋市市民会館にて開催されます。ご参加いただきますようお勧め下さい。 当日の参考資料として 下記のもの ご持参いただくようにご案内をして下さいませ。 @平成14年8月1日発行 「正法輪」の『悲心』 A平成13(2001)年3月31日発行 『人権Q&A』 ◎ 親化授戒会 安単振舞 ご案内を差し上げております役員の方には最終の打ち合わせをさせて頂きます。 準備の都合上、欠席される方は必ずブロック長まで連絡下さい。 ◎ 第2回「宗制を読んでみよう」 好評に付き第2回目を企画いたしました。皆様のご参加をお待ちいたしております。 日 時 : 平成14年12月5日 木曜日 午後5時30分より7時30分 場 所 : ナディアパーク6F セミナールーム 1 名古屋市中区栄三丁目18−1 電話番号 : 052-265-2001 講 師 : 愛知西教区 宗議会議員 陽徳寺住職 宮川 禅磨 師 テキスト: 妙心寺派宗制(平成9年5月1日発行)を持参下さい 会 費 : 3,000円 企画・主催 : 禅文化研究会 申込先 : info@zenbunka.com 圓光寺・総持院・白林寺まで PS. 研修会終了後、懇親会(希望者のみ、別会費)を予定いたしております。 お申し出で下さい
ご意見・ご批判などございましたらお聞かせください。